46歳、父子家庭はじめました。生きていくための記録

46歳にして2児の男児と人生をやり直すストーリー

金曜日の夜。1週間でもっとも寂しいひととき。

今、夜の9時半過ぎ。

子どもたちは、元気にテレビゲームで遊んでいる。

私は1週間の仕事を終えて、ああ、終わった!!と思いたいのだけれど、気持ちを共有する相手もいないし、話し相手もいないし、気分がふさぎ込んでいる。

 

さっきコンビニ行ってお酒買ってきた。

買ってくる道中、なんでこんなに寂しいんだろう、って、自分自身がいたたまれなくなって涙が出た。ああ、自業自得ってやつかな。

ひとり親の父親として、それなりにやってると思ってる。子どもたちは春休みだから、毎日お弁当を作ってる。今日でめでたく1週間、全てお弁当を作ったことになる。これはこれでよく頑張ったと思うし、俺自身もよくやったと思う。

けどさ、この気持ち、この努力は、だれからも評価されないし、コメントもされない。わかっちゃいるけど、反応のない努力って、こんなに虚しいものなんだね、って実感わきます。そして思うんだよね。ふとした瞬間に、ああ、俺って自由を手にしたけれど、パートナーもいないなあ、って。そう。パートナーはもういないんだけど、自由を手にしたんだなあ、って。

ああ、いいさ。いいとも。元妻はもう他人だ。記憶の中にはない。俺は、きっと新しいパートナーを欲しているのだろうと思う。こうして金曜の夜にブログを書くのではなくて、笑顔をもって今日一日の出来事を交わしあえる誰かを。気持ちを共感して、自分のことも、相手のこともお互いに理解しあって、そうだね、って微笑むことのできる生活を、欲しているのだと思う。

けどしばらくはこのお願いは無理かな。

 

ああ、すべて忘れて帰ろう

ああ、すべて流して帰ろう

あの傷は疼けど この渇き癒えねど もうどうでもいいの 吹き飛ばそう

爽やかな風と帰ろう 優しく降る雨と帰ろう

憎みあいの果てに何が生まれるの 私 私が先に忘れよう

 

与えられるものこそ 与えられたもの ありがとうと胸を張ろう

藤井風さん「帰ろう」の歌詞がぴったりくる。この歌好きです。

さようなら。元妻。はやく上書きしたいです。