46歳、父子家庭はじめました。生きていくための記録

46歳にして2児の男児と人生をやり直すストーリー

妻のいない3人の暮らしが始まった

物理的に妻がこの家から出ていって2日目になる。

一番心配だったのが、子どもたちだったけれど、目の前のゲームに夢中になっていて、あまり辛そうなそぶりは見せていない。ここはまだよかった。ゲームに夢中になって、ゲームでうまくいくと「ねえねえ、聞いて!」と嬉しそうな顔をしてやってくる。こういうときは、父親として、なるべく話を聞いてあげようと意識している。やっぱりゲームでうまくいったら自慢したいし、気持ちを聞いてほしいものね。共感できる大人がいてくれたほうが嬉しいものね。

とはいえ、私自身も家にずっといることはいたたまれず、最近は体を動かしている。今はバレーボールにハマっていて、週末や在宅勤務のときも昼休み、体育館を借りて壁打ちやサーブの練習をしたり、ときどきバレーボールの同好会みたいなところに顔を出して試合をやったりしている。

もちろん最高年齢だけれど、それでも20代の人たちとであっても、一緒にバレーやっていると楽しい。気持ちよく汗を流すって最高だと思う。

 

なんだけど、今は仕事があまり手につかない。

会社に行くと進むけれど、在宅勤務するときは、ぼーっとしてしまって、仕事が進まない。仕事を進めようとするのだけれど、その都度辛い思いがよみがえってしまって、手が止まってしまう。気づけば涙が出てきてしまい、手が動かなくなる。

こんなときは、YouTubeを見始めてしまう(よくないんだけどね)。内容はストレスの対応方法とか離婚後の乗り越え方といったもの。ここで少し癒されて、前に進もうと思い、仕事に復帰する。けれどまたぼーっとしてしまって、YouTubeを…の繰り返しだ。

離婚は本当にストレスが高いものだと思う。新しい人生を、幸せになるためのツールであるはずなのに、こうして捨てられたとか幸せにできなかったとか家族が家族であり得なかったという事実が自分を責める。

俺はなんてダメな人間なんだ!もう恋愛も結婚なんてましてや懲り懲りだ、セックスだけできる相手だけいればいいんだ!という気持ちと、いやこれで清々した!新しい人生が歩み始められるなんて最高だ!次こそ心打ち解けられるパートナーを見つけるんだ!という気持ちが入り乱れて、もうなんていうか安定しない。

 

しばらくは、バレーボールで体を動かしつつ、音楽(ドラムやってます)で体を動かしつつ心を柔らかに保つように努力しようと思う。

 

明日、離婚届を市役所に提出します。いい夫婦の日。なんてポップなタイミングなんだ。朱色の書面をもって並ぶ仲良しのカップルに交じって、緑色の書面をもって疲れたおっさんが一人で並ぶことになります。いいじゃん!ポップじゃん!上等だよ!

 

ということで、明日法的にもこれで片が付きます。

本当に、これですっきりした。元妻に対してはいろいろな感情はあるけれど、今はあまり触れないでいたい。もう関係ない人だし、いろいろ考えるだけ無駄だしエネルギーのロスだからね。前を向くときに背中は見なくていいから。

 

まだしばらく気持ち的に落ち着かない日々を過ごすことになるのだろうと思う。

けれど、前を向いて進んでいこうと思う。

 

離婚に際しては、東京にいる友人と、北海道に住んでいるYouTuberのKATZさんに大変お世話になりました。この場をかりて、深く深く、お礼したいと思います。

 

さあ、明日から本当に新しい生活が始まる。

希望に満ちた、光り輝く新しい人生を始めようじゃないか。

今から楽しみです。

それでも、俺は充実した人生を送っていきます。

生きがいである、ふたりの子どもと一緒に。