46歳、父子家庭はじめました。生きていくための記録

46歳にして2児の男児と人生をやり直すストーリー

ああ、もう死んでもいいやってこういう気持ちなんだ。

今午前0時7分前くらい。

今日は新しい体験をした。もう全てどうでもよくなって、ああ俺もう死んじゃってもいいや生きてる価値ないし意味ないし、と、全てをあきらめる気持ちを体験できた。

 

今日の夕方。

仕事は相変わらずなかなか進まず、時間だけが過ぎてしまい、週明けまたきつい1週間になるだろうな、と思いつつ今日は終業。その後スーパーへ買い物に行き、食材を買ってきて自宅に帰る。

子供達はいつものようにフォートナイトに夢中。今日はあいさつもなく、無言で自宅に入る。

今日のメニューは、

・スーパー特製の春巻き(6個で300円。2こずつ)
・冷凍庫に余っていたコロッケ(半分ずつ)
・バラ肉ときゃべつ・きのこの中華風スープ
・ごはん
・納豆

だ。スープは初めて作るから、子どもたちが食べてくれるといいな、と思いながら、材料を買った。

料理を始める。今日はお酒を飲まないぞ、と思い、炭酸水を口に含みながら料理すること30分くらいで夕食が出来上がった。

全てを食事するテーブルに並べ、子どもたちにさあご飯だよ、というと、上の子からはうっせえ、うざいんだよどうでもいいのに、みたいな反応が返ってきた。下の子はゲームに夢中。

しょうがないので、一人で先に食べた。面倒くさいから、もう相手しない。ごはんのおかわりと言われても、冷たいから温めてと言われても俺はもう知らない。

父親である自分が食べ終わり、「ごちそうさま」とひとり言のように宣言してお皿をお勝手に片付ける。もういたたまれないから、2階の書斎みたいな部屋で読書をはじめる。

読書を始めてから30分か40分くらい経っただろうか、ようやく上の子が夕飯を食べ始めた音が聞こえる。もうスープも春巻きも冷めているだろう。ああでもしょうがないんだよ、食事よりもゲームが優先なんだろう?知るかそんなもの。勝手に食べてろ。と思い、読書を続けた。

まもなく夜の9時になる。PTAの仕事で会う人がいるので、外出した。上の子からドライブに行きたい、と言われたが、もう面倒なので「9時半だったらいいよ」とやる気のない返事をして家を出る。上の子はなんとなく空気を感じ取っているのだろう。反抗しながらもお父さんとは繋がっていたいという気持ちがあるのだろう。でも、今の俺はもう疲れてしまって、あなたの希望に応えることはできない。で、家を出た。

用事が終わり、自宅に帰ってきたのは21時半過ぎ。子供達はいまでもゲームに夢中になっている。お勝手には無造作に積まれた食器が散乱し、特製春巻きは下の子だろう、お皿に盛り付けたものがそのまま残されていた。この残り物を見て一挙に怒りというか虚しさが俺を襲う。

 

ああ、もういいや。俺もういいや。もうどうでもいいや。つかれたわ。

 

食事よりゲームが好きなら、手料理なんて作らないで毎回栄養の取れる餌みたいなものでいいじゃないか。もうこんな手間かけるのもアホらしいわ。次からはパンとマーガリンか、ごはんと納豆でも机の上に置いておいて、勝手に食べろ的な感じでいいだろ。作る方がアホらしいわ。こちとら、移動時間中に献立考えて、手間かけて料理して、さあどうぞ食べな、と言ってもうるさいゲームが優先だしそんなものどうでもいいみたいな返事をするなら、もうどうでもいいわ。

 

既に子どもたちはお風呂に入った後だったので、自分がお風呂に入り洗濯を始める。のんびり風呂に入り、洗濯が終わったのは午後10時半くらい。ここから洗濯物を干し、散らかっているお勝手に戻ってきたのは午後11時くらい。ここから、散らかったお勝手の皿洗いを始める。下の子はもうファンヒーターの前で寝てしまっている。ああ、こうやって生活が乱れていくんだなあ、と思う。けれど、俺のメンタルも乱れるというか壊れる寸前なのかな。もう何もする気が起きない。

 

結局、全てが終わることには上の子は先に寝てしまい、下の子は午前0時前くらいに寝室に連れていくことになった。

 

わかるよ、上の子の気持ちを汲んであげなきゃいけないことは。

下の子だって、わざと反抗したくてしているわけじゃないことは。

だけど俺の中で精神的にもう限界超えちゃったんだよね。このとき、もうどうでもいいや、って冷静にスルーできるようになっている自分がいる。ああもうこの人生いいや、ってなんだろう、死のうとする自分がいるんだよね。

 

正直よくわかった。自殺する人の心境って、こんなのかな、って。
これに加えて、決定的となる何かがあれば、俺も勢い余って自分で死ぬことを選ぶかも知れない。

 

結局今日はお酒を飲まないでおこう、と思ったけど、あまりに辛いから飲んでしまった。
明日は飲まない日にできたらいいな。

さて、もう0時過ぎたし、そろそろ寝るか。
子どもたち、ごめんな。お父さん、まだグラグラしているんだよ。そんなにしっかりした大きな木にはなっていないんだ。今日は謝るしかできない。だから、早く寝るよ。

 

今日も大好きだよ、子どもたち。
おやすみなさい。